2009年11月13日

朝ごはんで心身元気に!

11月のタイムス住宅新聞の記事です。

朝ごはんで心身元気に!



写真のコメント

「家族のためにパンを手作りしたり、目からもグッと美味しくなるレシピを考えるのが楽しみな朝です」



朝ごはんで心身元気に!


「今日の朝ごはんは何を食べましたか?」
思い出せないあなた、朝ごはんをどのくらい大事に考えているでしょうか?
きちんと食べることで、脳やカラダを目覚めさせ、一日の活力となるのが朝ごはんなのです。
最近、菓子パンを食べながら通学する子供たちの姿を見かけます。
何でもすぐに食べれる時代になりましたが、便利さと引き換えに
「この子たちは母親が作る朝ごはんのおいしさを知らずに育っていくのかしら?」
と思うと悲しくなります。
 共稼ぎの忙しい朝、ごはんを食べさせることは大変なことかもしれません。
ですが、小さいうちから朝ごはんを食べる習慣を身につけることは、生活リズムを整える意味でも大切。
そのためにも、早寝早起きをさせ、ゆっくりと朝ごはんを食べる時間をつくってあげることだと思います。
時間がなくて、「早く食べて」「急いで」とせかしてしまうと、せっかく食べても消化が悪く栄養にならない気がします。
 朝、食卓につくと同時にごはんが出てくることが理想ですが、なかなか難しいですよね。
特に、子どもが小さいうちは、支度をさせるのもひと苦労です。
我が家では、息子らが食欲旺盛だったこともあり、朝ごはんとお弁当つくりで毎朝戦争のようでした。
手際よく朝食を用意するために、献立を工夫したり前日にある程度の下ごしらえをしておくことも大事です。
例えば、前夜にサラダ用の野菜や果物は切っておき、盛り付けるだけにしておく。
ゆで卵は夕食を作りながら湯でておくなど。
 ほかにも、弁当用のおかずを多めに作って小分けにして冷凍しておいたり、休日にいろんなメニューにアレンジできるおかずのたねを作り置きしておくのもオススメ。
バターやドレッシングなどは、プレートにまとめておくと、サッと取り出せて便利。
余裕がない時は、シリアルにカットフルーツをのせてヨーグルトや牛乳を混ぜるだけでもバランスのいい朝食になります。
 毎日、朝食を食べるように指導を始めたところ、子どもたちの遅刻や欠席が減り、学力までアップしたというデータもあります。
朝ごはんを食べると、記憶力や集中力も増すようです。大人も朝食を取ると仕事の能率があがる上、胃腸の動きを促すことでスムーズな排便の効果もあるそうです。
 ひと手間かけた朝ごはんは、一日の元気の源。朝食作りを機に、生活リズムを見直すのもいいのでは。
朝のすがすがしい時間を有効に過ごせるようになれば、心のゆとりにもつながると思いますよ。


沖縄タイムス

タイムス住宅新聞 2009年11月13日掲載



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