うちなー暮らしの雑記帖

「タイムス住宅新聞」に、今月からエッセィを掲載させて頂いています。

「沖縄タイムス」をごらんの方は、

今日の｢タイムス住宅新聞」をごらんください。



掲載写真です　↑


うちなー暮らしの雑記帖

住まいを心地よくする秘けつは、暮らしの楽しみをつくることにあり！　季節感のあるインテリアや遊び心のある食卓づくりなど、住まいを楽しむ主婦・○○○○○○さんに、暮らしぶりをつづってもらいます

結婚当初から、わが家のリビングで大きな顔をしているものとは？夫が、学生時代から３０年以上は使っているちゃぶ台です。当時は、ソファテーブルとして使っていました。やがて子どもが生まれ、その周りをつたい歩きするようになり、歯が生えてくるころには、歯がためがわりに丸い台のフチをかんでました。角がないので、頭をぶつける心配もありませんしね。
　子どもらは、ちゃぶ台の周りで遊んだり、勉強したり。家族と一緒に人生を歩んできました。３人の子どもたちが肩を寄せ合い、絵本をのぞきこんでいたのが懐かしく思い出されます。私も子育てで疲れたとき、このちゃぶ台でよくうたた寝をしたものです。家族５人で食卓を囲んだ日々…。今は子どもらも成長して、家族みんながそろうことも少なくなりました。
　そんな思い出がいっぱいのちゃぶ台も、時代とともにニスがはげて傷だらけになり、買い替えようかと思ったこともありました。しかし、まだ使えるし、何より、脚がたためて移動がカンタン。階下の住人からは「お客さまが来たんで、ちゃぶ台カシテェ～」なんてこともたびたびあります。そんなこともあって、家を新築してからも置き場所を和室に変えて、大切に使っています。
　丸いちゃぶ台では、囲んで座る人たちとのコミュニケーションが、楽にとれる気がします。真正面でなく、少し横にずれて座れるので、目線がそれて緊張せずに話ができるんです。私みたいな小心者は、かなり助けられました。写真の小さなちゃぶ台も、詰めれば６人でお茶がいただけます。お正月にはおせちの重箱を置いて、もてなしたこともあります。紅型風の風呂敷をサッとかけるだｯで、華やかなテーブルに変身してくれました。
　住まいには、愛着のある家具を持つことで、安堵感が得られることもあるのではないでしょうか？家に愛着を感じるように。
　やがて子どもたちが巣立ち、私たち夫婦が年をとったとき、このちゃぶ台でお茶を頂くことも多くなるでしょう。　…いえ、それよりさきに孫ができて、息子らのように、ちゃぶ台をまわって、はしゃぐ様子を見る日が楽しみでもあります。

　
○○○○○○(名前ですので・・・）
　
建築家の夫と結婚して２５年。住宅のこと、インテリアのことには素人の主婦ですが、女性の目線からの暮らしを楽しむアイデア、それにまつわる家族の話を少しずつ書きとめていけたらと思っています。



このブログ名と同じタイトルです。

タイトルは旦那に書いてもらいました。

プロフィールにも使っているものです。




こちらのブログでは

エッセィの中では

おさまらなかったこと・・・などなど・・・

書いてみようと思います。


早速ですが・・・ボツの映像！



エッセィのなかで、でてきました紅型調のふろしきをひろげて

お節を頂いているときのちゃぶ台です。

なんで・・・ボツかって？

だって、肝心のちゃぶ台は写ってませんからぁ・・・

ちゃんと5人は座ってます。

映像で、人物はギリギリでカットしました。

6人は、座ることができますよ～♪

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